豊田、三菱、松田
むかしむかし、ある中学校に3人の優秀なストライカーがいたそうな。
時にあるサッカーの試合で3人のストライカーが一人1ゴールずつ決めた。監督はたいそう喜んだのだが、3人の中では自分たちの中で誰が一番のストライカーか決着をつけようということになった。その日ずっと日がくれても夜になってもそして朝が来るまでずっと3人は競り合っていた。
結局決着がつかないまま3人は中学、高校を卒業し、社会人になり、それぞれ違う会社へ勤めた。それぞれ3人は出世し、やがて自分の自動車会社を持つようになり、自分の名前を自動車のメーカーにつけた。今尚彼らの間では自分たちのなかでだれが速いか、誰が強いか、誰が人気があるかの争いが続いているのである。
この物語はフィクションである。
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